高額医療制度とは

困った時は・・・

普段 健康でいると、ほんの微熱程度や歯痛でも、本当に辛いものです。
健康が、いかに大切で有り難い事なのかを、感じる時ですね。
世の中には、病気と闘っている方がたくさんいらっしゃいます。
介護をする御家族の苦労も相当なものでしょう。

近年、医療費に関する負担の増加が、問題とされています。
高齢者の自己負担額も引き上げられますし、高額医療費の基準も改正によって限度額が引き上げられました。
不安に思っている方も、多いことでしょう。
だからといって、病気を自分で治すことはちょっとした風邪でない限り、困難です。
病気によっては、長期の入院が必要になる場合もあります。
また、高額な薬を飲み続けないといけないかもしれません。
介護をしている御家族の方も、いろいろな不安でいっぱいになることと思います。

特に、医療費の負担は、病気になった本人はもとより、家族の生活にも影響を及ぼします。
高額医療費が必要になった時には、高額医療の貸付制度や委任払いなどを上手に利用しましょう。
総合病院などには、必ずソーシャルワーカーと呼ばれる相談員が配置されています。
医療費に限らず、精神的な面でもサポートしてくれますから、恥ずかしがらずに尋ねてみてください。
相談内容は、プライバシーに関することなので、部外者に漏らされる心配もありません。

入院生活は決して快適ではありませんが、少しでも精神的・金銭的な負担を減らして、前向きな精神で病気と闘いましょう。

高額医療制度と入院

癌と高額医療について

入院や治療費に莫大なお金がかかると言われている病気のひとつに「癌」があります。
癌には良性・悪性と呼ばれるものがあり、腫瘍の場所や数、大きさによって、手術方法や治療方法がかわってきます。

癌になって心配になるのが、再発や転移です。
一度、癌になると定期的に検査を受けなくてはいけません。
また、抗がん剤と呼ばれる薬も飲み続けなくてはいけません。
抗がん剤の薬は副作用もあり、患者さんの状態にあったものが処方されます。
なかには、保険適用でないものもあり、これらの金額はかなりの負担になります。

癌の治療で保険適用の分は、高額医療制度を利用することができます。
同一月内、一つの診療科でかかった自己負担分が限度額を超えたら、健康保険組合に申告して、高額医療の費用を還付してもらいましょう。
病院にある相談課で、詳しく説明を受けることができます。
しかしながら、癌は高額医療の還付のみではまかなえない負担が多いものです。
差額ベッド代、保険適用外治療・・・もちろん仕事も休まなくてはいけない場合もあるでしょう。

万が一、癌になった時に経済的負担を少なくするために、あらかじめ民間のガン保険に加入している人は、大勢いらっしゃいます。
手厚い保障があれば、いざという時に、安心できますから、このような保険に加入しておくと良いでしょう。
加入しているからと安心していたら、肝心な時に保障がおりなかったという方もいらっしゃるようです。
既に入っているから大丈夫と思っている方も、いま一度保険内容を見直しておくことをおすすめします。

高額医療制度と保険

労災保険について

仕事中や通勤途中の怪我や事故は、労災保険でまかないます。
労災保険の適用が認められるまでは、自費で治療を受けなくてはいけません。
その場合の治療費は、認定後、返還されます。
では、労災保険とはどういうものなのでしょうか。

労災保険とは、各都道府県の労働基準局、各地域の労働基準監督署が、窓口になっており、労働省が責任者になっています。
事業主は、労働者を一人でも雇っていれば、必ず労働保険に加入しなくてはいけません。
これは、法律上義務づけられていることです。
ただし、例外があります。
 ●農業関係で、労働者が5人未満の個人経営のうち、危険・有害な作業を行わない事業
 ●林業関係で、労働者を常用せず、使用する労働者が年間延べ300人未満の個人経営事務所
 ●水産関係で、災害発生の少ない特定の水面などにおいて、総トン数5トン未満の漁船により操業する、労働者5人未満の個人経営事務所
上記に当てはまる場合は、事業主及び労働者の意思によって、加入するかどうかを決めることが出来ます。

労災保険を使用すれば、治療に関する費用は全て医療機関に、労災保険から支払われます。
自己で負担するものはありませんし、健康保険は関係がないため、高額医療費になっても高額医療の請求等は関係ありません。

社会保険には、労災保険の他にも、医療保険・年金保険・雇用保険・介護保険などがあります。
保険制度は、常に改正されています。
どのような場合にこれらの保険が使われるのか、また高額医療や医療費控除が受けられるのかは、常に情報を集めておいたほうが良いでしょう。

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